2012年2月15日水曜日

Sujahta

今日は、お釈迦様の命日だったそうです。
お茶の稽古に伺ったら、お軸は般若心経で、お茶碗はコレでした↓
この茶碗、凄いんです!!
私は稽古場は寺なんですが、
そこの和尚様は30年前 修行先の建仁寺の御一行でインドを旅行したそうです。
釈迦が疲れた時に沐浴したネーランジャー川 という川があって
そこで牛乳的なものを釈迦に与えた娘が「スジャータ」らしいです。
(あの褐色の恋人。トリビア!)
その川の砂を和尚様たちは持って帰り、茶碗を作ったそうです。
黒い景色の部分が砂なんだって。 すごいなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
甲子園の砂とか星の砂とか、色々あるけど
こうやって用の美に変身させたら、面白いし思い出が身近になるね。
私が勉強させて頂いている流派では楽茶碗は用いないので
こんな鮮やかな赤を見られる機会も稀。それも相まってシビれた!
ストーリーのある器は本当に好き。金じゃ買えない価値がある。
これを2/15に使わせてくださった和尚様に感謝。